設置する際の注意点

事前に費用と水圧のことを考えて

タンクレストイレはどこにでも設置できるわけではなく、最低限の水圧が必要です。そのため、注文住宅で打ち合わせをする段階で、タンクレストイレにすることを事前に伝えておきましょう。また、必要な最低水圧は、タンクレストイレのメーカーによって異なります。したがって、希望するメーカーが定まっているのであれば、それも打ち合わせて伝えて、必要な水圧は確保できるように設計しなければなりません。

そして、タンクレストイレは、タンク付きのトイレよりも相場が高いです。注文住宅は内容を自由に決められるため、費用が高額になる恐れがあるので、予算をオーバーしないように注意しなければなりません。そのため、タンクレストイレをタンク付きトイレと同じ価格だと決めつけずに、具体的な額で計算をするようにしましょう。

手洗い場のことを考える

タンクが付いているトイレは、タンクの上部に手洗い場を設けることができます。しかし、タンクレストイレはタンク自体がないため、手洗い場は別で用意しなければなりません。特に、洗面台から離れたところにあるトイレは、洗面台を手洗い場として使用することが難しいです。だからといって、トイレの後に手を洗わないという選択肢はありません。そのため、トイレ内に手洗い場を設けることを忘れないようにしましょう。また、注文住宅では設備の位置を自由に変えられるので、タンクレストイレを使用することを前提として、トイレの横に手洗い場と兼用の洗面台を設置するというのもひとつの手です。そうすると、トイレ内が手洗い場で圧迫されることもありません。